バリアフリー映画作品

☆Bmapバリアフリー映画作品☆

ドキュメンタリー

ドキュメンタリー『瞽女さんの唄が聞こえる』

監督:伊藤喜雄  撮影:義江道夫  2008年/34分/ 製作/(有)地球村、オフィスITO      ナレーター:斎藤とも子、監修:市川信夫、内山昂輝、大西治人
1971年、最後の高田瞽女杉本キクイさんら三人の日常生活を中心に、瞽女唄の稽古風景、昔の瞽女宿を訪ねた最後の旅の様子を記録したもの。2004年の取材を加え、約40年の歳月を経て2008年に完成した。

ドキュメンタリー『100,000年後の安全

監督・脚本:マイケル・マドセン  出演:T・アイカス、C・R・ブロケンハイム、M・イェンセン、B・ルンドクヴィスト     2009年/75分/デンマーク、フィンランド、スウェーデン、イタリア合作   配給・宣伝:アップリンク
フィンランドの放射性廃棄物最終処分場「オンカロ」(隠された場所の意)を取材したドキュメンタリー。21世紀から100000年後へ―、原発から生まれる放射性廃棄物最終処分の安全性を問う、問題作。

ドキュメンタリー『沈黙の春を生きて

企画・監督:坂田雅子   ナレーション:加藤登紀子    2011年/87分/製作 山上徹二郎 シグロ
監督坂田雅子さんが、ベトナム帰還兵だった夫の死をきかっけに制作した「花はどこへ行った」から4年。アメリカ・ベトナム両国で、何世代に渡り枯葉剤の被害に苦しみ続ける人々の実態に迫ったドキュメンタリー。

ドキュメンタリー『はだしのゲンが見たヒロシマ

監督:石田優子  企画:渡部朋子     出演:中沢啓治(『はだしのゲン』作者)聞き手:渡部朋子(NPO法人ANT-Hiroshima理事長)
2011年/77分/製作 山上徹郎・渡辺久仁子 シグロ、トモコーポレーション
漫画『はだしのゲン』の作者・中沢啓治さんが、広島市内の思い出の土地を巡りながら、自身の生い立ち、広島での被爆体験、『はだしのゲン』を描くまでの半生を語る。貴重な原画とともに、決して忘れてはならない戦争と原爆の姿が残されたドキュメンタリー。

アニメ

『もも子 かえるの歌がきこえるよ。』 

原作:星あかり  監督:四分一節子  音楽:大島ミチル  声の出演:伊藤つかさ、間宮くるみ、内山昂輝、大西治人
1987年/75分/アニメーション     製作/「もも子」製作委員会・(有)ゴ―ゴ―ビジュアル企画  バリアフリー版製作/(社)神奈川映画教育協会
いつも酸素ボンベで呼吸しているが、明るく負けず嫌い、天真爛漫なもも子。そんな妹を愛おしく思う兄・力の優しさと心の成長を中心に、家族愛と葛藤を通して、生きる喜びと悲しみを感動的に描いた作品。

アニメ『5等になりたい。』

原作:岸川悦子  監督:加藤盟  音楽:大島ミチル
声の出演:御手洗リカ、野口五郎、壇ふみ   テーマ曲『少女よ』野口五郎
1987年/75分/アニメーション  /製作:「5等になりたい。」製作委員会・(有)ゴ―ゴ―ビジュアル企画     バリアフリー版製作/(社)神奈川映画教育協会
 身体にハンディを持ちながらも明るく生きる少女の姿を描いたアニメ映画。原作は岸川悦子の「わたし、五等になりたい!」。小児麻痺がもとで小学生になってもみんなと同じように歩くことができない律子は、クラスメイトからのいじめにあう。そんな彼女の支えは、マッサージ師の石橋先生。励まされ、強く明るくなる律子。3年生になり、運動会でリレーに出場することが決まるが…。

アニメ『瞳の中の少年 十五少年漂流記』

原作:ジュール・ヴェルヌ  監督:黒田昌郎  音楽:服部克久
声の出演:浪川大輔、伊倉一恵、藤田淑子、野沢雅子  /エンディングテーマ『瞳のなかの少年』種ともこ
1987年/70分/アニメーション    バリアフリー版製作/(社)神奈川映画教育協会
1860年。チェアマン学園の男子生徒たちは、夏休みを利用して、二週間の船旅にでることになっていた。出航の朝を待ち切れず前の晩からスルギ号へ乗り込んだ15人の少年だが誰かがとも綱を外したため、嵐の海へと流されてしまう。上は14歳、下は9歳。15人が、丸三日続いた嵐の果てにたどり着いたのは、絶海の孤島だった…。それぞれに役割を分担し、島での長い夏休みが始まった。文豪ジュール・ヴェルヌの名作冒険譚のアニメ化。87年厚生省児童福祉文化奨励賞。

アニメ『ジャングル大帝』

原案・原作:手塚治虫  監督:山本 暎一  音楽:富田勲  声の出演:太田 淑子、勝田 久、田村 錦人、松尾 佳子
劇場版1965年/80分/アニメーション/虫プロダクション作品
手塚治虫の代表作の一つ。日本で初めての本格的長編カラーアニメシリーズ。人間に両親を殺された白ライオン・レオのジャングルでの成長物語。

アニメ『河童のクゥと夏休み』

原作:木暮正夫『河童のクゥと夏休み』  監督・脚本 原恵一
声の出演:冨澤風斗、横川貴大、松元環季、田中直樹、西田尚美、なぎら健壱、ゴリ
2007年/138分/アニメーション  

康一が拾った石は、江戸時代から土に埋まっていた子河童だった!仲良くなった2人は旅をしたりTVに出たり。家族の一員になったクゥは現代で幸せに生きられるのか…。忘れられない夏が始まる。

『地球が動いた日』

原作:岸川悦子  監督:後藤俊夫  音楽:小六禮次郎  声の出演:竹下景子他  1997年/76分/アニメーション 製作:「地球が動いた日」製作委員会   社団法人企業メセナ協議会認定作品
阪神淡路大震災の中、その悲しみから明日を見つめ、互いに希望を見つけだして成長していく子どもたちの姿を感動的に描き、「命の尊さ」「人間の真の優しさ」を問うた作品。

スタジオジブリ『猫の恩返し』

企画:宮崎 駿   原作:柊あおい『バロン 猫の男爵』  監督:森田宏幸
声の出演:池脇千鶴・袴田吉彦・前田亜季・山田孝之・濱田マリ・渡辺哲・斉藤洋介・岡江久美子・丹波哲郎
2002年75分/アニメーション/製作:スタジオジブリ   バリアフリー版製作/平成21年度障害者自立支援調査研究プロジェクト
『耳をすませば』の主人公月島雫が書いた物語という設定の作品。2002年度邦画興行収入第一位。 普通の女子高校生ハルは、ある日、車に轢かれそうになった猫を助ける。人間の言葉を話し、二本足で歩くその猫の正体は?そして、突然現れた猫の集団に、連れ去られたハルの運命は…。「今を生きることの素晴らしさ、大切さ」がテーマ。

スタジオジブリ『耳をすませば』

企画:宮崎 駿   原作:柊あおい『バロン 猫の男爵』  監督:森田宏幸
声の出演:池脇千鶴・袴田吉彦・前田亜季・山田孝之・濱田マリ・渡辺哲・斉藤洋介・岡江久美子・丹波哲郎
2002年75分/アニメーション/製作:スタジオジブリ  バリアフリー版製作/平成21年度障害者自立支援調査研究プロジェクト
主人公の月島雫は、とにかく明るい読書好きの中学3年生。夏休みに立てた目標は、“本を20冊読破”。受験生なのに、どこかのんびりしている。そんな時、本をきっかけにある少年と出会い、少年のまっすぐに夢を追う姿に、心ひかれながら、自分の将来と真剣に向き合い始める。

ドラマ

『ユキエ』

原作:吉目木晴彦  監督・脚本:松井久子  脚色:新藤兼人 主題曲・主題歌:ジミー・デイビス
出演:倍賞美津子、ボー・スベンソン、ジョー・クレスト、マーク・コンクリン、草村礼子
1998年/99分/製作・著作株式会社エッセン・コミュニケーションズ
1993年に芥川賞を受賞した吉目木晴彦著の『寂寥郊野』を映画化。劇中歌「ユー・アー・マイ・サンシャイン」は90歳のジミー・デイビス本人のリメイク。アメリカルイジアナ州で暮らす戦争花嫁ユキエはアルツハイマーに侵される。薄れゆく記憶と懸命に闘うユキエと、励まし愛し続ける夫、生きること愛することの美しさが描かれている。

『折り梅』

原作:小菅もと子  監督・脚本:松井久子  
出演:原田美枝子、吉行和子、トミーズ雅、加藤登紀子
2002年/111分/製作・著作株式会社エッセン・コミュニケーションズ
愛知県豊明市在住の主婦小菅もと子さんの手記「忘れても、しあわせ」を映画化した感動の実話。 折っても老いても美しく咲き続ける梅の花と、ひたむきに生きる女性たちの姿を重ね、家族の在り方や本当の幸せ、人間の無限の可能性を描いている。

『母べえ』

原作:野上照代  脚本:山田洋次・平松恵美子   監督:山田洋次  音楽:冨田勲
出演:吉永小百合、浅野忠信、檀れい、志田未来、笑福亭鶴瓶、坂東三津五郎
1977年/108分/製作 松竹株式会社 
日本が太平洋戦争へと歩みを進めていく不穏な時代を舞台に、情愛深い家族の姿を描いた感動作。原作は野上照代のノンフィクション小説。

『幸福の黄色いハンカチ』

原作:ピート・ハミル  脚本:山田洋次・浅間義隆  監督:山田洋次
出演:高倉健、倍賞千恵子、桃井かおり、武田鉄也、渥美清
1977年/108分/製作 松竹株式会社
 山田洋次監督の北海道を舞台にしたロードムービー。第一回日本アカデミー賞や、キネマ旬報賞など、国内の賞を総なめにした代表作。

『新・男はつらいよ』

脚本:山田洋次・宮崎晃  監督:小林俊一   出演:渥美清、森川信、三崎千恵子、倍賞千恵子、前田吟、笠智衆、栗原小巻
1970年/92分/松竹株式会社 
「男はつらいよ」シリーズ第4作。競馬で大当たりを出した寅さんは、おじちゃんおばちゃんを連れてハワイ旅行を決めるが…。懐かしい顔ぶれと、寅さんの巻き起こす爆笑騒動。 

『ドルフィンブルー~フジ、もう一度宙へ』

監督:前田哲  出演:松山ケンイチ、みつき
2007年/105分/ドルフィンブルー製作委員会
尾びれを失ったイルカを助けたい、もう一度泳がせたい!世界初の尾びれ再生プロジェクトを成功させた沖縄ちゅら海水族館。その実話をもとに描かれた心温まる作品。

 『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』

監督・脚本・編集:東陽一  原作:鴨志田穣「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」 出演:浅野忠信、永作博美
 2010年/118分/シグロ
 アルコール依存症の元戦場カメラマンと、それを支える妻、家族。漫画化西原理恵子とその夫の実話をもとにした作品。深刻なテーマを、笑いを交え、家族愛とともに描いている。 

『ぐるりのこと。』

『絵の中のぼくの村』

『ニセ札』

『おくりびと』


『橋のない川』

 監督・脚本:東陽一  原作:住井すゑ 出演:大谷直子、中村玉緒、杉本哲太、渡部篤郎、萩原聖人、辰巳琢郎、高岡早紀、加茂さくら、中村嘉葎雄、高橋悦史
1992年/139分/「橋のない川」製作委員会
明治から大正時代を、穢多と差別を受けながら、人間の尊厳をかけて激しく生きぬいた人々を描く。鋭い感受性に恵まれた幼い兄弟と二人をたくましく育て上げた母、祖母を中心に、みずみずしい恋、深い友情、差別にあらがって敢然と戦う青春群像が、美しい映像で織り上げられている。

『ハッシュ!』

監督・脚本:橋口亮輔  出演:田辺誠一、高橋和也、片岡礼子、富士眞奈美、つぐみ、秋野暢子、光石研
2001年/135分/シグロ
ゲイのカップルと、子供が欲しい独身女性とのドラマ。付き合い始めたばかりの勝裕と直也は、ある時、奔放な女性・朝子に出会い、精子の提供を求められたことをきっかけに、新たな可能性へと向っていく。キネマ旬報ベストテン第2位。

『んで、全部、海さ流した。』

監督・脚本:庄司輝秋  出演:韓英恵、篠田涼也、半海一晃  音楽:中川五郎
2013年/30分/シグロ
高校中退の元ヤンキー弘恵は、希望もなく日々をかったるそうに過ごしている。大卒と嘘をついて塾でバイトしようと面接するが、あっけなく断られ、ある少年と出会う。被災地石巻を舞台にした短編。

 探偵事務所5』シリーズ

「探偵事務所5」シリーズは、林海象監督企画・原作の探偵映画。

川崎の創立60年を迎える格式ある「探偵事務所5」。探偵たちに名前はなく、5を先頭にする3桁の番号をそれぞれが持ち、互いをその番号で認識しあっている。シリーズ全40作品

劇場版『THE  CODE 暗号』

『スピンアウト 真夜中の屋台』『その男 俳句探偵575』『スピンアウト1「5のおこり」』

『七つの顔』『七つの心』『野良犬』『青い鳥を探して』『川崎少年探偵団』『息子』

『探偵バーにようこそ』『グッバイマザー』『すべてはAll Right』 『君の瞳に恋してる!?』

『白い薔薇の女』『ログ・イン』『み●なくるう』『指紋の記憶』『買収を阻止せよ!』『5を継ぐ者たち』

『カウントダウン1~4』『マクガフィン』『カインとアベル』『漫画探偵539』『送り火』

 

名作シリーズ

『晩春』

監督:小津安二郎  出演:原節子、笠智衆、月丘夢路、杉村春子、三宅邦子
1949年/108分/松竹株式会社
鎌倉で一人娘の紀子と暮らす大学教授の曾宮周吉。父を置いては嫁げぬと縁談に耳を貸さない娘を心配していた。そして周吉はついにある決断をする…小津監督と原節子が初めてコンビを組み、このあとに続く結婚話を題材にした作品群の原点となった。

『麦秋』

監督:小津安二郎  出演:原節子、笠智衆、淡島千景、三宅邦子
1951年/125分/松竹株式会社
家族の心配をよそに、子どものいる知人との結婚を一人で決めてしまった娘。娘の結婚を機に家族が分かれていく姿を、周囲の人々との交流を織り交ぜて描き出した作品。

『東京物語』

監督:小津安二郎  出演:原節子、笠智衆、東山千栄子、杉村春子、三宅邦子
1953年/136分/松竹株式会社
尾道から老夫婦が、東京で暮らす子どもたちに会いに来る。ところが、実の子どもたちは思うように歓待してくれず、一番親切だったのは、戦死した次男の嫁だった。

『長屋紳士録』

監督:小津安二郎 脚本:池田忠雄・小津安二郎
出演:飯田蝶子、青木放屁、笠智衆、河村黎吉、吉川満子、三村秀子、小沢栄太郎、坂本武
1947年/72分/松竹株式会社
小津安二郎監督の戦後第一作。小さな商店が並ぶ東京の長屋。おたね(飯田蝶子)は、向かいの田代(笠智衆)が拾ってきた一人の戦災孤児(青木放屁)を押しつけられ、困ってしまう。どこかに置き去りにしようとするがうまくいかず、そのうち、その子に情が湧いてきて、親子のような絆が生まれてくる…。懐かしい東京の風景とともに心に残る作品。

『喜劇 駅前旅館』

監督:豊田四郎  原作:井伏鱒二 出演:森繁久彌、フランキー堺、伴淳三郎、淡島千景、淡路恵子、草笛光子
1958年/109分/東宝株式会社
井伏鱒二原作の小説「駅前旅館」を映画化した作品。舌先三寸で客を引き、胸三寸に恋のせる、番頭家業の裏おもて!芸達者な役者たちが、旅館の番頭を演じ、テンポのいい会話が小気味良い。好評を博し「喜劇 駅前団地」等駅前シリーズとして東宝の長寿シリーズとなった。

『黒い画集~あるサラリーマンの証言』

原作:松本清張 脚本:橋本忍 監督:堀川弘通  主演:小林桂樹・原知佐子
1960年/95分/東宝株式会社
平凡なサラリーマン石野が保身のためについたウソが・・・情事を隠す小さな嘘から、追い込まれた絶望の淵!1960年度キネマ旬報ベスト10第二位。

 『大学の若大将』  

 監督:杉江敏男 出演:加山雄三、星由里子、団令子、田中邦衛、有島一郎、飯田蝶子、上原謙、久慈あさみ
1961年/82分/東宝株式会社
加山雄三の若大将シリーズ一作目。若大将こと田沼雄三が繰り広げる痛快青春コメディ。

『名もなく貧しく美しく』

 監督:松山善三  主演:高峰秀子、小林桂樹
1961年/128分/東宝株式会社
終戦から復興に向かう昭和の時代、夫婦となった耳の不自由な一組の男女。貧しいながらも必死に生き抜こうとする二人の姿を感動的に描いた作品。

『ニッポン無責任時代』

『おとうと』

 

『ぼくらの七日間戦争』 

原作:宗田理 監督:菅原比呂志  出演:宮沢りえ、五十嵐美穂
1988年/94分/東宝株式会社
校則に反発して廃工場に立て篭った中学生と教師や親など大人たちとの戦いを描く。宗田理原作の同名小説の映画化。

ドキュメンタリー『瞽女さんの唄が聞こえる』

監督:伊藤喜雄  撮影:義江道夫
ナレーター:斎藤とも子、監修:市川信夫、内山昂輝、大西治人
2008年/34分/ 製作/(有)地球村、オフィスITO

1971年、最後の高田瞽女杉本キクイさんら三人の日常生活を中心に、瞽女唄の稽古風景、昔の瞽女宿を訪ねた最後の旅の様子を記録したもの。2004年の取材を加え、約40年の歳月を経て2008年に完成した。

『もも子 かえるの歌がきこえるよ。』

原作:星あかり  監督:四分一節子  音楽:大島ミチル
声の出演:伊藤つかさ、間宮くるみ、内山昂輝、大西治人
1987年/75分/アニメーション
製作/「もも子」製作委員会・(有)ゴ―ゴ―ビジュアル企画
バリアフリー版製作/(社)神奈川映画教育協会

いつも酸素ボンベで呼吸しているもも子…
明るく負けず嫌い、天真爛漫なもも子。そんな妹を愛おしく思う兄・力の優しさと心の成長を中心に、家族愛と葛藤を通して、生きる喜びと悲しみを感 動的に描いています。

『5等になりたい。』

原作:岸川悦子  監督:加藤盟  音楽:大島ミチル
声の出演:御手洗リカ、野口五郎、壇ふみ
1987年/75分/アニメーション/テーマ曲『少女よ』野口五郎
製作/「5等になりたい。」製作委員会・(有)ゴ―ゴ―ビジュアル企画
バリアフリー版製作/(社)神奈川映画教育協会

身体にハンディを持ちながらも明るく生きる少女の姿を描いたアニメ映画。原作は岸川悦子の「わたし、五等になりたい!」。小児麻痺がもとで、小学生になってもみんなと同じように歩くことができない律子は、クラスメイトからのいじめにあう。そんな彼女の支えは、マッサージ師の石橋先生の励ま しの言葉だった。律子は3年生になり、運動会でリレーに出場することが決まる。しかし彼女がいては負けてしまうとクラスメイトは反発。ビリの6等ではなく「5等になりたい」律子の願いはかなうのか?

『瞳の中の少年 十五少年漂流記』

原作:ジュール・ヴェルヌ  監督:黒田昌郎  音楽:服部克久
声の出演:浪川大輔、伊倉一恵、藤田淑子、野沢雅子
1987年/70分/アニメーション/エンディングテーマ『瞳のなかの少年』種ともこ
バリアフリー版製作/(社)神奈川映画教育協会

1860年。チェアマン学園の男子生徒たちは、夏休みを利用して、二週間の船旅にでることになっていた。出航の朝を待ち切れず前の晩からスルギ号へ乗り込んだ15人の少年だが誰かがとも綱を外したため、嵐の海へと流されてしまう。上は14歳、下は9歳。15人が、丸三日続いた嵐の果てにたどり着いたのは、絶海の孤島だった…。それぞれに役割を分担し、島での長い夏休みが始まった。
文豪ジュール・ヴェルヌの名作冒険譚のアニメ化。87年厚生省児童福祉文化奨励賞。

『ジャングル大帝』

原案・原作:手塚治虫  監督:山本 暎一  音楽:富田勲
声の出演:太田 淑子、勝田 久、田村 錦人、松尾 佳子
劇場版1965年/80分/アニメーション/虫プロダクション作品
手塚治虫の代表作の一つ。日本で初めての本格的長編カラーアニメシリーズ。

人間に両親を殺された白ライオン・レオのジャングルでの成長物語。

『探偵事務所5』シリーズ

「探偵事務所5」シリーズは、林海象監督企画・原作の探偵映画。川崎の創立60年を迎える格式ある「探偵事務所5」。探偵たちに名前はなく、5を先頭にする3桁の番号をそれぞれが持ち、互いをその番号で認識しあっている。